クリニック・ハイジーアは、摂食障害を根本治療

過食症状に伴う体調不良や精神症状

  • プチッとスイッチが入ると、食べることが止められない(生肉や調味料まで食べてしまう)
  • 吐くと決めないと、食べられない
  • どんなにたくさん食べても(または一人前の食事で)、満足できない
  • 目の前にある食べ物を全部食べきらないと気がすまない
  • 夜中にコンビニへ走り、大量に買い物をしては全部食べてしまう
  • 過食した後は、罪悪感からうつ状態になる
  • 1日中食べることばかりを考えている
  • 1度食べると、すぐにお腹がすいてまた食べたい衝動にかられる
  • 甘いものや油っこいものが異常に食べたくなる
  • 友人や家族と食事ができない
  • 人によっては、太りたくないため食べた物を吐いてしまう
  • 人によっては、下剤を大量に飲んで、食べた物を出してしまわないとスッキリしない

上記の症状は過食症状を訴える患者さまの声であり、そしてこのような過食症状は低血糖症の症状でもあります。

「お腹が空いた!」とまるでスイッチが入ったら最後、目の色が変わってしまい、食べることしか考えられなくなってしまうのは、低血糖から脳を守るために血糖値を上げるためのホルモンが「食べろ!」と警笛を鳴らしているのです。

ホルモンの体への影響は非常にダイレクトで大きいため、食欲を自分の意志でコントロールすることなど不可能です。
そして過食症状は低血糖症が引き起こしているため、さまざまな「肉体的」な「精神的」な不快症状が伴います。
疲れやすいなどの慢性疲労のような症状や、うつ病、不眠症、パニック障害、統合失調症などの精神症状など、さまざまです。

残念なことに、実際は低血糖症というカラダの原因で起きているにも関わらず、心の病気と診断され、抗うつ剤などの投薬治療を受けている場合が非常に多いのです。
低血糖症の治療をせずに、投薬治療をおこなっても、病態の原因を根本から治療しているわけではないので、いつまでたっても過食症やそれに伴う不快な症状から抜け出すことができません。

この章では、低血糖症が引き起こすさまざまな不快症状のメカニズムを解き明かします。
少し難しい部分があるかもしれませんが、ご興味のある方は読み進めてみてください。

低血糖症が引き起こす不快症状の原因は、下記の通り3つに分けることができます。

1. 低血糖が原因で細胞がエネルギー不足に陥ることによってもたらされる症状

慢性疲労(異常な疲労感)、起床時の疲れ、昼食後の強い眠気、生あくび、集中力の欠如、無気力、めまい、ふらつき、物忘れがひどい、目のかすみ、浅い呼吸、甘いものが無性に食べたい、胃腸が弱い、口臭、ため息、失神発作、偏頭痛など

2. 低血糖時に副腎髄質ホルモンの変動によって生じる症状

低血糖時に副腎髄質ホルモンの変動によって生じる精神症状
アドレナリン イライラ、キレる、怒り、憎しみ、敵意、暴力、完璧主義、異常な(体重への)こだわり、不眠など
ノルアドレナリン 不安、うつ、落ち込み、恐怖感、焦燥感、自殺観念、脅迫観念、悪夢、不眠、パニック障害など
低血糖時に副腎髄質ホルモンの変動によって生じる肉体症状
手足の冷え、頭がしめつけられる、呼吸が浅い、動悸、頻脈、目の奥の痛み、失神発作、月経前症候群、手指の震え、頭痛や偏頭痛、発汗、顔面蒼白、便秘、立ちくらみ、意識障害、痙攣など

3. 低血糖時の他のホルモンの変動によって生じる症状

コルチゾール
(副腎皮質ホルモン)
ぜんそく、アトピー性皮膚炎、鼻炎などのアレルギー症状、関節炎など
アルドステロン
(副腎皮質ホルモン)
塩分調節の失調による浮腫みなど
甲状腺ホルモン 手の震え、感情の不安定など交感神経緊張など
インスリン 胃酸の分泌亢進(胃痙攣、腹部膨満、吐き気、下痢、便秘など)カルシウムの吸収低下、リパーゼ(消化酵素)や膵アミラーゼ分泌低下など